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当院に寄せられるよくある質問にお答えいたします。
乳歯が生えてから年に2~4回、歯科医院で塗布を受けさせましょう。特に、生えてから2~3年の間は、歯が十分に固まっていません。そのため、この時期にフッ素を塗って唾液中のカルシウムを歯にしっかりしみ込ませることは、より丈夫な歯にしてあげるためにも重要なのです。
乳歯の着色の原因は様々ですが、ほとんどの場合は飲み物などに由来する色素の沈着です。その代表的なものが茶渋による着色で、これは歯科医院でクリーニングを受ければ除去できます。ただし、初期の虫歯の可能性もありますので、歯に茶色い部分があるようでしたら一度受診してください。
乳児の指しゃぶりは自然なものですが、あまり長期に及ぶと歯並びや噛み合わせへの影響が出やすくなります。上顎の前歯が前に出たり、上顎の幅が狭くなったりしますので、永久歯が生え始めるまでに止めさせたいものです。
3~4歳のお子さまでは、叱って強制的にやめさせると、他の癖に変わるだけのこともあります。他に興味を持って楽しめる遊びに誘ったり、おしゃべりや親子のふれあいの機会を増やしたりすることで、指しゃぶりの頻度は減ってくると思います。
程度にもよりますが、歯のちょっとした傾きの違いにより下の歯が上の歯よりも前に出ている(反対咬合)場合は、奥歯が生える3歳くらいには自然と改善される場合があります。
しかし、4歳を過ぎても下の歯が出ているようでしたら、その後の顎の骨の成長や、食べ方、話し方にも影響が出ることを考え、乳歯列期に治療したほうが良い場合もあります。お子さまの歯並びの状態を確認するためにも、一度受診させてください。
舌の運動が制限されていると考えられ、そのままにしていると食事、発音、噛み合わせに支障をきたす可能性があります。舌の動きを改善させるトレーニングにチャレンジするのも良いと思います。状況が変わらないようでしたら、一度受診しましょう。